虐待による死亡事例等の検証結果等について(第13次報告) ―疑義事例について他

しばらく更新しない間に、「虐待による死亡事例等の検証結果等について(第13次報告)」が発表されてしまいました。

コツコツとしたことができない自分にビックリするわ。

www.mhlw.go.jp

 

第13次報告は平成27年度中の虐待死事例等について検証したものです。

件数を見てみると、

 

心中以外の虐待による死亡事例:48例(8例)/52人(8人)

心中による死亡事例:24例(0)/32人(0)

 

となっており、前回の第12次事例よりも心中以外~で5例/8人、心中ケースでは3例/5人の増加となっています。

 

というわけではありません。

 

上記の数値を見て、あの括弧はなんだ?と思われた方は鋭い。

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子ども虐待による死亡事例等の結果報告等について第12次報告の結果から

子ども虐待による死亡事例等の結果報告等について(第12次報告)を読んだ感想について。(過去に別のところで書いたものを基にした文章です。)

www.mhlw.go.jp*1

 

*1:2017年2月21日アクセス

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虐待加害者は母親が多い?

子どもへの虐待は、誰が行っているのでしょうか?

タイトルからなんとなく想像がつくかもしれませんが確認していきましょう。

 

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「児童虐待が増加している」という話について

子ども虐待の論文や書籍等を読んでいると、「児童虐待件数が増加しており…」という枕詞に出会うことがままあります。

 

結論から言ってしまうと、子どもへの虐待が増えているのか、減っているのか、それとも変化していないのかは分かりません。

 

これが現在の段階で最も正確な表現になるかと思います。

もしも虐待の件数について、なにか断言して語っている人がいた場合、その話は少し気を付けて聞く必要があります。

 

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ノーベル経済学者はそんなこと言ってない

ブログを書こう書こうと思いながら、下書きばかり溜まっていく日々が過ぎました。

 

そんな中、ちょっと驚いたことがあったので、溜まっている下書きとはまったく関係ない内容で投稿することになってしまいました。

 

その「驚いたこと」というのはコレです。

 

gendai.ismedia.jp

 

ノーベル経済学賞の受賞者でそんな研究していると言えば…ヘックマン?

 でも、このタイトルだし違うかなあ…」

 

と思いながら内容を見てみたところ…

 

 

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はじめに ―このブログについて

大学院で社会保障政策を学び、なんとなく子どもの虐待防止に関する勉強を独学で開始しました。

以来、現在まで虐待の勉強を続けてきました。

仕事は社会人になって以来、全く違うことさせられて今に至る。虐待はいわば趣味。

 

大学院でもその分野の専門家に師事してきちんと勉強したわけではなく、当然現場での経験などといったものもボランティア程度しかないので、事例として扱う話の多くはこれまでに読んできた事例報告等に基づいて記載しています。

 

また、心理学等の知識についても、系統的・学術的なバックグラウンドはなく、あくまでも虐待関連の文献を読む間に身についたものがほとんどですが、まあそれはそれで新しい視点が提供できるんじゃないかとこれまた開き直ることにしています。 

 

子ども虐待、子ども子育て支援社会保障政策等の勉強をしてきたにもかかわらず、税や教育の知識をそこそこ持ち、なおかつ割といろんな分野をつまみ食いしてきたので、児童虐待一本でやってきた研究者や現場の方々とは違った視点で論を展開できるんじゃないかと、そう自分に言い聞かせながら(不謹慎にも)楽しく勉強を続ける日々。

 

適当なしょうもない文章でもとにかくアウトプットするという練習も兼ねるため、ブログらしく、思ったことやエッセー的なものを目指します。

必ずしも正確な内容とならない場合もありますが許してもらえるとうれしいです。

 

お酒美味しい。

 

 

【興味・関心】

子どもの虐待防止・対策、子どもの貧困、社会的養護、人権、公共政策、社会保障、税、政策形成、政策評価発達心理学認知心理学社会心理学、就学前教育、母子保健、医療政策、保険、教育、音楽、青春パンク、メロコア、オーディオ、動物行動学、動物園学、環境エンリッチメント、安全工学、組織論、コミュニケーション論、国際関係論、国際法児童虐待防止法、人材育成、野球、セイバーメトリクス、SF